映画「SHE SAID」

※ 一昨日、#Me Too運動の起爆剤となったハリウッド映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの性犯罪を描いている作品ということで観に行った。

発端は2017年この犯罪を報じたニューヨークタイムズの記事だった。

原作は2人の女性記者ジョディ・カンターとミーガン・トゥーイー著「その名を暴けー#Me Too に火をつけたジャーナリストたちの闘いー」(新潮文庫刊)。

似た作品に「大統領の陰謀」や「ペンタゴン・ペーパーズ最高機密文書」などがある。

 

性暴力といえば気になっているのは教育学者上間陽子さんの発言だ。

今年正月、「百分で名著スペシャル」というTV番組があり、司会者を除いて女性ばかり4人のパネラーが参加しており、その中の一人が上間陽子さんだった。

彼女は今沖縄で10代で子供を産んだ居場所のない少女たちのホームを運営している。

彼女たちの発言の中に、まだ生理も始まっていない頃から父親からの性暴力を受け続けていた少女がいて、この少女はどこのうちでも父親のそういう行為はあると思っていたというのだ。

また、性行為のあとすぐに服用すると妊娠を防ぐことができるアフターピルも海外では90以上の国で購入可だが日本ではできないこと。

その上日本産婦人科医会はアフターピルの処方には手術と同等の10万円程度が望ましいと示した(2021年)という。

そういう点でも日本は恐ろしい国の一つだ。