久しぶりの三嶺

疲れているけれど忘れないうちに書いておこう。
’94.7以来の三嶺(1893m)へ向けて、5:20amに出発。朝食は食べる間がないと思い、昨夜のうちに夫の分と合わせ、おにぎらず(クッキングパパのレシピで、塩味ごはんに好きな具をサンドしてのりで四隅をくるむ。ごはんをにぎらないのでこのネーミング。今回は残り物のきんぴらごぼう入り)4個・四つ切り食パン2枚をを半分に切り、厚さも半分にして、一方にマーマレード他方にハムをはさんで簡単サンドイッチ・シーフードヌードル2個、以上で二人分の朝食と昼食。
行きは貞光から438号で見ノ越から名頃へ。見ノ越峠手前の夫婦池で小休止するが、三嶺登山者の駐車場へは家を出発してから2時間20分で着いた。12年前にはなかった土釜のトンネルが出来ていたり、道が拡がっているところなどがあったので、時間が短縮されたのだろう。昔は3時間かかっていた。
また、名頃の橋を渡ってすぐのところにきれいで広い駐車場ができていた。ただ、以前はもっと上の登山口まで、車で行けたので歩く距離は長くなっている。今は駐車場が登山口のようなものである。
途中小休止を2度ほど取ったが、駐車場から山頂までは3時間ほど。ヒュッテに移動して昼食をとることにするが、カップヌードルとコーヒー用のお湯を沸かすための携帯コンロの口がなかなか入らない。わたしは、海苔巻き1個と登山途中で食べたサンドイッチの残り1個で、おなかは一杯になる。夫はまだ諦めずに、口の取り付けに取り組んでいる。そのうち、カチッと入る。どうやら、五徳の下のゴム部分が古くなって堅くなっていたようだ。
夫は苦労のかいあって、ヌードルを食べコーヒーを飲み、12:00下山開始。
途中小休止や以前よくテントを張ったり、飯盒炊さんしていたところの様子を見たり、いのしし(以前はイノブタだった)の昼寝のようすを眺めたりしながら下りてくる。下山は約2時間。
改めて三嶺は手軽に登れる山らしい山だと思った。頂上付近の景色は抜群だし、広葉樹の多い登山道も気持ちがよい。わたしがわかったのはもみじともみの木だが、針葉樹の暗い登山道ではなくて、清々しい。
また、この山で今回ほど多くの登山者に会ったのは初めてだ。とても天候に恵まれたこともあるが、今日一日の登山者は50人はくだらないだろう。
さて、帰路は492号の穴吹川を下ってみることにした。しかし、木屋平を経ていくこの道は、一方が90度に近く切り立つ山で、他方が深い谷で気持ちの良いものではなかった。細い国道沿いの民家は廃屋が目立った。
193号の夏子辺りで、ナビが2時間運転の休憩を告げたので、夫と替わる。しかし、なんと免許証を持ってきていないと言うので、気が気でない。さぬき市のうどん屋さんで夕食を食べ、またわたしの運転に。夫は40歳を過ぎてから免許を取った人で、運転歴20年足らず。基本的にバックはダメで、前進のみの人。私の方が上手いのだ。(ウヌボレではない!)5:15pm無事帰宅。ちょうど12時間の充実した一日だった。