2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Antique items of my home

★ かなり古いけれど、我が家で現役の生活用品がある。 まずは、ホーロー鍋。 これは学生時代からなので、40年以上になる。 入学して8カ月は寮生活だったが、12月から護国神社の前にあった『奥田荘』という四畳半の下宿へ移った。 家賃は4500円だっ…

『那智山』 271m 東かがわ市 へ

★ ウォーキングばかりでは飽きるので、やはりたまには山道を歩きたい。 県道129号線沿いの那智山への案内板から、大社地区に入る。 案内板から西へ入り、車道を進むと、この登山口案内板が見える。 杖も何本か用意されている。 このすぐ先は川なのだが、…

Lunch

★ 友人と東かがわ市の『プレッソ古川』へランチを食べに行った。 昨年11月に、それまで入っていた太極拳同好会を辞め、新しいサークルで陳式を始めた。 元の同好会で親しかった彼女とは、あまり会う機会がなくなったので、月に一度ご飯を食べに行くことに…

Books which I 've red lately.

★ 最近読んだ本。 大阪から帰って読んだ車谷長吉の本がよかったので、夫人の高橋順子のものと共に、立て続けに図書館で借りた。 詩集『時の雨』は強迫神経症の夫との生活がつづられている。 ★ 今日の太極拳の練習に、2か月ほど休んでいた30代半ばの青年が…

「五瀬山」 さぬき市243mへ

★ 昨日は小雨、明日はまた雨の予報なので、ぽかぽかの今日は山へ行った。 ほぼ360度見渡せる。 来月市民里山ウォークが予定されており、その準備のためかきれいな山道だった。 雑木の名前を書いた札も所々とりつけられていた。 わらびの出る頃、また来よ…

From the TV programs

★ よく見かける感じのよい女優さんが、『高畑淳子(たかはたあつこ)』さんという名前であることを知った。 香川県の出身だという。 彼女は今、こまつ座の舞台『雪やこんこん』に出演しているそうで、見に行きたいなと調べたら、3/11までとあり、ちょっと無…

『鹽壺(しおつぼ)の匙』 車谷長吉 新潮文庫

★ この作品の初出は、新潮H4/3月号となっている。 もう20年前の作品だから、初出当時作者は46歳くらいで、結婚する2年前のことになる。 この作品は昔読んだことがあるが、以前は読み飛ばしており、今回『吃りの・・・』と合わせて読むと、『吃りの・…

『吃りの父が歌った軍歌』 車谷長吉著 新潮文庫

★ 1945.7.1生まれの私(著者)と1949.1.2生まれの弟との来歴を中心に描かれている。 ラストは、ベトナム戦争末期、弟がアメリカに渡りワシントンのベトナム大使館に義勇兵申し込みをするところで終わる。 著者は、私小説作家と言われているの…

Spring snow

★ 立春を過ぎて、この冬一番の雪になった。 さぬきに暮らしていると、これくらいの雪でも、慌てる。 スタッドレスタイヤでないので、車の運転も怖い。 庭もこの通り。 ウォーキングの道もこの通り。 つるつるしているので、普通の靴では歩きにくい。 ★ 今日…

Happy things

★ 西条に暮らす友人Yさんから手作り文集が送られてきた。 40年前の学生時代、年に2度ガリ版刷りで発行していたサークルの機関誌が、松山に住む友人Hさん宅の柳行李の中から見つかり、傷みが激しく読み取れない個所があったりもしたが、Yさんが一人こつ…

These past several days

★ 数日前パソコンの技術屋さんに訪問修理にきてもらったが、あいにくその時は不具合が出なかったりもして、結局古いほうのパソコンのネット接続だけしてもらい、6000円を支払った。 セキュリティソフトのプログラムアップデートがエラー状態になるのは、…

『金山』 さぬき市110m

★ さぬき市民病院の北東に『金山』がある。 ポンカン2個をリュックに入れて、上ってみた。 山頂の祠。 百円・十円・一円玉のお賽銭がみえる。 中央奥に左の写真の祠がある。手前右 の祠は石でできていて、かなり古いもの で傷みが激しいので、奥に建てなお…

Water leak

★ 壊れた古いボイラーを取り除いた後の給水管バルブから水漏れしていた。 数日来の冷え込みで、凍結したのだろう。 セメントの上に漏れ出た水も凍りついている。 水道屋さんに見に来てもらって、パイプを短く切って蓋をしてもらうことになった。 ★ 午前中風…

『世界一周恐怖航海記』 車谷長吉著 文芸春秋2006.7.30第一刷

★ 2005.12.26~2006.3.30 第52回ピースボートに乗船した詳細な記録だ。 起床時刻や三度の食事内容から、旅の内容、車谷の来歴も書かれてある。 ○ p153・・・言葉を一つ記憶するたびに、内省的になってきた。 言葉を覚えることは辛…

Computer troubles

★ 雪が舞い寒い一日だった。 昨日Microsoft 6to4 Adapterというデバイスが正しく作動していない表示がでて、サポートを調べ、解決方法を試みた。 アンインストールを行って、次のユーティリティをダウンロードするところからわからなくなった。 今日技術屋さ…

『四国八十八カ所感情巡礼』 車谷長吉著

大阪番外編続き。 ★ 天神橋筋商店街の古本屋で、車谷長吉のこの本を見つけ、おもしろそうなので帰宅してから図書館で借りた。 2008.2.15~4.29まで、夫人の高橋順子(詩人)とともに、歩き遍路をした記録が書かれてある。 当時彼は62歳で、強迫…

『不信のとき』 今井正監督 1968

★ 原作は有吉佐和子。 エリートサラリーマン(田宮二郎)の元愛人(岸田今日子)、正妻(岡田まり子)、現在の愛人(若尾文子)が産んだそれぞれの子どもが全て、自分のこどもでなかったというアイロニー。 デパートの屋上で、笑みを浮かべる田宮二郎(ラストシーン)…

『妖婆』 今井正監督 1976

★ 原作は芥川龍之介。 幼い頃から姉妹のように育った従姉(稲野和子)が、婿養子を迎えた金持ちの娘(京マチ子)への嫉妬から呪いをかけることから悲劇が始まる。 稲野和子は顔立ちが役柄にぴったりで、怪しげな行者役の三国連太郎もこのような役がハマる。 『エ…

『子育てごっこ』 今井正監督 1979

★ 今回見た今井正特集6本のなかで、原作を読んでいる唯一の作品。 文芸春秋初刊は1976年だが、我が家にあるのは1979.12.25文春文庫第一刷、定価260円のもの。 1976年に直木賞を取り、79年映画化もされ、文庫版も出て話題になってい…

『取り替え子』 大江健三郎著 講談社

★ 1997年、女性問題でビルから飛び降り自殺と報道された伊丹十三の死の周辺を知りたくて読んでみた。 結論から言って、この本は大江と大江の妻(伊丹の実妹)が彼の死をどうとらえようとしているのか、読者に想像させるものだった。 8章に分けられた構成…

『また逢う日まで』 今井正監督 1950

★ 原作は 『ピエールとリュース』(ロマン・ロラン著)。 空襲下、若い男女が知り合う。 男は裁判官を父に持つ学生で、長兄は戦死し、次兄は陸軍中尉、母はすでになく身重の長兄の妻がいる。 女はポスター描きをしながら、母と二人ひっそりと暮らしている。 と…