2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Washing of the shade

☆ シェードを初めて洗濯してみた。 大きさは210×180cmで、保多織を藍染してもらったもの。 縮みを一番心配したが、大丈夫だったのでほっとした。 一番下まで降ろしてから、5本の糸にマジックで印を付け、布を外していった。 同じサイズのが3枚ある…

大島へ

☆ 昨日初めて大島を訪れた。 目的は「沢知恵コンサート」に参加するため。 1909に大島療養所として発足したとあるが、隔離政策がとられていたので、それ以前に暮らしていた島民は恐らく島外に強制移住させられたのだろう。 この隔離政策は1996のらい…

「霧の中の風景」「永遠と一日」テオ・アンゲロプロス監督

☆ 前者は幼い弟と少女が、ギリシャを出発しドイツに暮らすという父親に会いに行く旅。 無賃乗車した列車の検札を逃れるために、何度も途中下車して歩く。 ヒッチハイクで乗せてもらったトラック運転手に強姦されたり、親切な旅芸人の青年に恋心を抱いたりす…

「ことばは届くか」(岩波書店)

☆ この本は2004夏に出版された上野千鶴子と趙韓惠浄(チョ・ハン・ヘジョン)の6回にわたる往復書簡をまとめたもの。 表紙がやなぎみわの作品で、空の上で操縦桿を握る70代と思しき女性が写っており、一度見たら忘れられないカバー写真になっている。 …

The night of the late summer

☆ 夜の8時になっても温度計は30℃を示している。 でも日中は33℃くらいなので、この時刻になるとやはりほっとする。 我が家の裏手には農家の作業場があり、今は刈り取った米の乾燥が行われており、24時間機械音が響いている。 虫の音も聞こえるが、まだ…

Burn the branches.

☆ 朝食後剪定した枝を燃やした。 田んぼの隅に山のように盛り上げてあった。 火に燃べるときは、咽喉が焼けそうなので息を止めて枝を放り込んだ。 1時間ほどの作業だった。 ☆ 録画した「20世紀少年」1・2部を見た。 仮想と現実の区別が曖昧になってきつ…

ちょっとばかり暑すぎる。

☆ 池内恵著「中東危機の震源を読む」をやっと読み終えた。 一年前くらいに買って途中で止まっていた本だ。 午後から家の東側と塀との間が陰になり、風が通って家の中より涼しいので、椅子を出して本を読んでいる。 あまりに気持ち良いので眠くなって困る。 ☆ …

The reality is beyond fiction.

☆ 新潟で少女を誘拐して10年監禁していた事件や、先日のミイラ化した遺体と30年余り同居していた事件などと同様に、この猛暑日に家中のカーテンを閉めエアコンも作動させず、真っ暗な部屋の中で息をひそめて生きている人を見た。 「引きこもり」という言葉…

Today's finding

☆ 高橋源一郎が5回結婚していることを知った。 5回結婚するためには、4回離婚しなくてはならない。 そのバイタリティに、その性懲りなさに、その小まめさに、感心する。 彼の作品を読んだことがないのだが、一見とぼけた風貌だ。 同じとぼけた風貌といっ…

I君のこと

☆ 1970生まれの人たちの24年振りの同窓会に出席した。 たくさんの懐かしい人に会えた。 そのなかでもI君に会えたことがとてもうれしかった。 I君は隣のクラスの生徒だった。 家庭に恵まれず、自分の母ではない父親の女性が家にいた。 朝食を食べさせ…

Gubernatorial election

☆ 今月最後の日曜日は知事選の投票日だ。 久しぶりに消去法じゃなく、投票できることがうれしい。 ☆ 剪定をしていると、腕などがチクッとすることがある。 たいていは蟻にかまれている。 長袖の服の中で、蟻も出られず苦し紛れに咬むのだろうか。 月桂樹・楠…

Autumn flavor

☆ 朝のウォーキングにでかけるとき、まだ結構暗くなり秋の気配を感じる。 5:30近くにならないと、車のナビも黒く反転したまま夜の表示モードだ。 朝の陽射しもかなり室内に射し込むようになり、太陽高度が低くなりつつある。 ☆ 庭木の剪定をはじめてちょ…

「ナショナリズムの克服」(姜尚中・森巣博著/集英社新書)

☆ 相手が森巣なので、本音のトークが結構多く、読後感はすっきりしている。 とくに大塚久雄の経済史研究に対する姜の見方を知ることができてよかった。 第一刷は8年前に出版されている。 ☆ 朝のウォーキング中、夫婦連れが追い抜いて行った。 とても早足だ…

A sign of aging

☆ 夫が大の用足しをした後、水を流し忘れる回数が増えた。 夫は先にふたをして、その後水洗ボタンを押すので、先に水を流してからふたをすればと助言するが、習慣は直らず不快な思いをさせられている。 これも間違いなく老化現象だろう。 ☆ 日本の鉄道信号メ…

第5・6弾「忍びの者」(1962)「続忍びの者」(1963)

☆ 前者は伊藤雄之助演じる忍者の首領(二役)にスポットが当たっていたが、後者は信長・秀吉・家康・明智光秀などが登場し、歴史的事件もでてくる。 例えば、本能寺の変で信長は自刃するのでなく、石川五右衛門の手に掛かった。 ラストは秀吉による五右衛門の…

It seems to be convenient and is inconvenient.

☆ 受信料をクレジットカードで年払いにしているが、この秋に使えなくなるカードのままにしているかもしれないとログインして契約事項を確認しようとすると、ログインはできるがセキュリティパスワードを入れると正しくない表示が出る。 受信料窓口に電話して…

「白い巨塔」(1966公開)

☆ 山本薩夫第3弾。 これはおもしろかった。 「金環蝕」と甲乙つけがたいが、ちょっと金環蝕がリードしているか? ブラックジャックを読んで医者を志した者がいるし、この作品を読んだり映画作品を観て医者にはなるまいと決心した者もいるだろう。 ☆ 剪定は…

「不毛地帯」(’76)

☆ 山本薩夫監督特集第2弾のこの作品は、山崎豊子原作。 まだ始まったばかりだが、わたしには「金環蝕」のほうが魅力的だった。 10年余りのシベリア抑留から帰った主人公壱岐正が、商社マンとして歩んでいく生き方が、わたしには不自然に思えた。 戦闘機購…

山本薩夫監督

☆ 生誕100年ということで、昨夜からBSで特集が始まり楽しみだ。 第一回は「金環蝕」だった。 石川達三の原作は1966、映画は1975だ。 テーマは汚職だが、そのリアリティ表現は抜群のおもしろさがある。 この監督の「あゝ野麦峠」を新婚の頃、夫…

Today's work

☆ 今日の作業のメインはマサキ(柾)、葉のふちに黄色の斑が入っているので、キフクリンマサキと呼ばれる種だ。 ニシキギ属に入っている。 近くに植わっているノウゼンカズラとサネカズラが木にくっついており、それらを除けながらなので作業しにくかった。 …

The news of death

☆ 従姉の連れ合いが亡くなった。享年67歳。 末期癌だった。葬儀は明日だが香典だけ頼むことにした。 ☆東京では30年余り前に亡くなった父親のミイラと暮らしていた事件があった。 まず思い出したのは新潟であった事件。 少女を9年間監禁して、ブラックジ…