2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

原発について

★ 原発についての基本的知識はアーサー・ビナード氏の発言や著作から得た。 2011.3.11以来日本国内のすべての原発が稼働を停止し、2012夏から約1年間大飯3・4号機が再稼働したが、2013夏から定期検査のために再び運転停止し、現在国内に稼働中の原発はない…

由良山(120m 高松市)

★ 来月の定例登山の下見に由良山へ出かけた。 清水神社の駐車場に車を停めさせてもらい、西登山口を目指して歩きはじめる。 途中、江戸時代の土俵跡があったが、以前来た時にもあったはずなのに、全く覚えていない。 全般に、登山道に案内や説明板などが増え…

「ドストエフスキーと愛に生きる」

★ 岡山シネマクレールまで、この映画を見に出かけた。 ドストエフスキーの翻訳を40年続けてきた、撮影当時84歳のスヴェトラーナ・ガイヤーの記録映画作品。 1923年にウクライナに生まれたスヴェトラーナはスターリンの粛清の頃14~15歳。 父親は粛清…

「風成の女たち」松下竜一著 河出書房新社

★ この本の存在はかなり古くから知っていたが、読まずにいた。 先月、諫早を歩いているとき、「開門のための調査反対」の立て看板を何度も見て、この本を思い出した。 出版されたのは1972年8月で、朝日新聞社から。 著者は先日紹介した『ルイズ』と同…

「ルイズ――父に貰いし名は――」松下竜一著

★ 昨年1月アムネスティ映画祭の帰りに立ち寄った、銀座の「ギャラリーバーカジマ」で、オトカムの会会員だというおじいさんに出会った。 オトカムとはm ac o t o を逆から読んだもの。 macotoとは辻まこと(辻潤と伊藤野枝の長男)のことで、病気を苦に62歳…

To buy shoes.

★ 来月の旅行に備え、靴を買った。 左のは3月に買い先月の歩き旅に使用したニューバランスのもの。 選んだ理由はゴアテックスで防水機能が付いていたことと、4Eで幅広だったこと。 しかし長時間履いていると、親指と小指の付け根が赤くなり、靴の堅さが気…

These two days

★ 昨日は定例登山で三谷の日山へ登った。 汗ばむ陽気だったが、とても気持ちの良い歩きだった。 帰りに仏生山温泉でお昼を食べ、お風呂にも入った。 サウナも下の床のみが暑く、30度と初めて経験する種類のものだった。 しかし、低温やけどに気を付けねば…

「チムール」川崎淳之助著 朝日選書

★ 昨年ウズベキスタンに行ってから、書架のこの本を読まねばと思っていた。 1977年発行だから古いのだが。 のっけから驚いてぐんぐん読めた。 というのは、シェイクスピアの「ハムレット」、「マクベス」、「リア王」などの作品の方向を決定づけたのが、チム…

「バカボンのパパと読む老子」 ドリアン助川著

★ 「老子」とあると、気になり手に取ってみる。 ドリアン助川は東洋哲学科出身の52歳、明川哲也というペンネームも持つ。 老子81章を一つずつ原文、読み下し文、筆者の日本語訳、バカボンのパパ語訳と4段階に説明されている。 難しい漢語の説明も入って…

高松三谷「日山」へ

★ 今月の定例登山下見に「日山」を選んだ。 いつも比較的マイナーな山が多いので、たまには登山者が多い山もということで。 朝7時過ぎに家を出たら、ちょうど登校時間と重なり、押しボタン信号が次々と赤になり、登山口に着くまで時間がかかった。 今月後半…

「はじめての構造主義」橋爪大三郎著 講談社現代新書

★ 何年前だったか娘が置いていた本。 橋爪の写真がとても若い。 読み止しにしたままにしておいたが、新書なので旅のリュックに入れて置いた。 帰りの新幹線とマリンライナーで読み終えた。 わたしの「構造主義」の理解は24pに凝縮されている。 ――西欧近代は…