さぬき市東部の二つの三角点へ

「新名」(134m)と「立割」(143m)の二つの三角点へ行く。前者は、近くで山に降った雨水の排水工事をしていた。後者は眺めがよい。

話は変わって、5年保証をうたう某家電量販店の対応について。
遠方にいる子供が使っている5年保証の炊飯器が壊れて(芯のあるごはんができる)、買ったこの量販店に相談すると、修理明細と領収書を持ってくれば返金しますということなので、お盆前に修理に出し、9月の始めころ書類をもっていった。
明細の中に5年保証以外の部品があるので、修理店に問い合わせるので、しばらく待つように言われる。またしばらくして、返金できるので、後日振込のための口座問い合わせの連絡をするということだった。それから、一月ほども経つのに何の連絡もないので問い合わせると、引継ができてなかったので調べて連絡するとのこと。
入金日が決まれば連絡するように言って、今日が当日だったが、2:00pm時点で入金はない。5千円ちょっとの額だが、返金されて当然の金を受け取るのに、相当な労力が必要とされる。

二つ目に自動車修理販売店の対応について。
新車を買うと、一ヶ月と六ヶ月の無料点検というのがある。
私の場合、一ヶ月はあまりに早いと思いパスして、先日六ヶ月点検に出した。戻ってきた車の整備記録簿をみると、なんと一ヶ月点検のところにも適当な日付と走行距離が書かれていて、点検したことになっている。
この無料点検の整備料は恐らくメーカーが担当した部署に支払うのだろうが、修理販売店はやっていない一ヶ月点検をやったことにし、二回分の点検料をメーカーに請求したと思われる。

私たちの日常はこういういい加減さに満ちている。しかし、気付いたおかしなことは正していくべきだ。
「国力」というのは、こういうことの総体ではないか!人の物を盗んだり、人を騙したりすることが当たり前の国に住みたいとは思わない。

もうひとつ、夕方のTVニュースで北朝鮮を馬鹿にした内容の報道が流れてずいぶん経つ。これでもか、これでもかと同じ報道を繰り返しているのは、うんざりする。

最近読んだ本の中に、東西対決を解消した元ベルリン市長ユーリー・ブラント氏の功績があった。
彼は新たな経済関係を通じ、東側と相互依存の関係を築いた。
当時のソ連からの天然ガス輸出パイプラインが60年代後半から70年代にかけて、オーストリア・イタリア・西ドイツ(当時)に開通し、冷戦は解消しつつあった。
首相就任後もソ連・東欧各国・東ドイツとの国交樹立を成し遂げた。
スターリンがドイツから取り上げポーランド編入したオーデル・ナイセ以東の、本来のドイツ領土の放棄も西ドイツ国民は受け入れ、ポーランドとの国交正常化が実現する。西ドイツの人々は、本来の領土の1/4を放棄して平和を得る。
今、北朝鮮への対応は、ブラント氏から学ぶものがないのだろうか?