市川昆「悪魔の手毬唄」

確か3度目だと思うが、また見てしまった。
見るたびに印象が少しずつ異なる。

今回は一人の男が、それぞれに近しい四人の女と関係を結び、その子供たちが愛し合うことになる罪深さを最も強く感じた。

日本の風土もまた色濃く、昭和6年の雰囲気も楽しめた。シリアスとエンターテインメントが混在しているところもよい。