Rice cake making

週末、二男が帰ってくるので昨夜8:00過ぎから餅をついた。
5合のもち米で、餡餅8個とのし餅2本を作った。
パン焼き機が活躍している。

TVを見ていた夫は夕飯後にもかかわらず、2個の餡餅をたいらげた。
普段はほとんど家庭内別居状態だが、なにか食べ物を作っていると、どこからか現れる。

久々に帰省する子供に食べ物でもてなすシーンとして、私はいつも昔読んだ住井すゑ橋のない川」の場面を思い出す。
奉公先から帰ってきた誠太郎(だったか?)に母(祖母だったかも?)が、炊き立てご飯とワケギ和えでもてなすのだ。
なぜ何気ないこのシーンが作品の中で、これほど印象に残っているのかわからない。
それはおそらく住井すゑさんの力量なのだろうが・・・。

今、雨宮かりん著「生きさせろ!」を読んでいるが、サブタイトルに『難民化する若者たち』とある。
せめて頑張る若者に、餅なりワケギ和えなり食べさせたい。