「差別と日本人」(野中広務・辛淑玉著)

☆ 新書版200pの本だが一気に読んだ。
私は野中広務という人を誤解していたようだ。
ちょうど親子の年齢差の二人が、被差別部落出身者として在日朝鮮人として語り合う。
 
後醍醐天皇と被差別者、新井将敬の死の謎、拉致被害者の帰国の見返りとして北朝鮮が出した条件(その内容は書かれていない)を何一つ履行していない日本、などなど多くの知らないことが書かれてあった。
 
歯に衣着せぬ物言いで、ズケズケと野中に質問する辛が心地よい。
 
☆ 40cmもありそうな鯛をもらった。
うろこを取り内臓を出して、頭・尾・身の部分に切り分けた。
2枚におろしたかったが、骨が固く処理できず、身の部分をそのまま切り分けた。
頭もダシが出やすいように、縦に切りたかったが、包丁が折れそうでできない。
背びれで指を刺し、ばんそうこうを貼りながら作業した。
1回分だけ冷蔵し、あとは冷凍庫に保存した。
 
☆ ○経新聞に有馬稲子が「私の履歴書」を連載している。
市川崑と彼女が恋愛関係にあったことを初めて知った。
もともと私はこういう世間の人たちが知っている常識に疎いところがあるが、意外だった。
有馬は市川の名前やその作品名は一切出していないが、岸恵子川口浩姉弟の役でとあり、それが「おとうと」であることがわかった。