「不毛地帯」(’76)

☆ 山本薩夫監督特集第2弾のこの作品は、山崎豊子原作。
まだ始まったばかりだが、わたしには「金環蝕」のほうが魅力的だった。
10年余りのシベリア抑留から帰った主人公壱岐正が、商社マンとして歩んでいく生き方が、わたしには不自然に思えた。
戦闘機購入をめぐる商社・政治家の汚職だが、この年はロッキード事件があったが、小説は’73からサンデー毎日に掲載されていたそうで、映画の公開はタイムリーすぎるといえる。
 
 
☆ 庭木の手入れはシキビ・ウバメガシ。
 
 
☆ 台風のような風が終日吹き、お茶用に干していたゴーヤを取り入れる。