追悼 山本美香さん

★ 昨日深夜のNNNドキュメントは、山本美香さんだった。
 
両親、友人、佐藤和孝氏らの証言とVTRや写真で構成された番組だった。
28歳でジャパンプレスに入ってから45歳で亡くなるまで、その顔立ちが徐々に引き締まり、美しくなっていくのを感じた。
 
32歳のとき訪れたパキスタンで、夫から暴力を受け灯油をかけられ火をつけられた女性を取材した。
体中に重いケロイドが残る22歳の女性。
チェチェンの老女からも『私たちのことを世界に知らせて下さい。』との訴えを聞く。
その視点が、世界中の虐げられた人々に向いていることがわかる。
 
放射能汚染後の福島を取材し、戦場は日本国内にもあったことに気付いたとの言葉も印象に残った。
 
 
 
★ 年金支給日なのでキャッシュカードを出そうとしたら、決まった場所に保管してある全てのカードがない。
今朝の1時間はこれを捜すために費やされ、もう諦めてほうぼうの金融機関に届を出そうとしたとき、テーブルの家計簿の上に全て置かれてあるのを見つけた。
今朝置いた覚えはないので、昨夜年金を下ろさねばと気になっていたから、そのときカードを出してそのままになっていたのだろう。
人間の目は、見ようとした所しか見ておらず、たとえ目的物がその隣にあっても、目に入らない。
 
夫にATMでの処理や解約する口座の手続きを頼んだら、そんなに覚えられないのでメモしてくれと言う。
夫も私もどっちもどっちだ。