Uzbekistan

☆ 今年の子どもたちとの旅行はウズベキスタンを予定している。
 
以前、米原万里著『オリガモリソヴィナの反語法』を読んでチェコに興味を持った。
チェコを調べる中で、ソビエトへの抗議で焼身自殺したヤン・パラフやマルタ・クビジョバが歌う「ヘイ・ジュード」を知り、プラハの春がどのように壊されていったかを知った。
 
一方、ソビエト時代に多くの強制収容所が作られた中央アジアの地域(主人公のオリガモリソヴィナが送られたのはカザフスタンのアクモラ地区)にも興味をもった。
 
昨年は安彦良和のコミック『虹色のトロツキー』を皮切りに、半藤一利著『昭和史1926~1945』『ノモンハンの夏』、佐高信著『黄沙の楽土』、田中克彦著『草原と革命』、伊藤桂一著『静かなノモンハン』と読み進めた。
こういう過程で、モンゴル、新疆、カザフスタンなど、中央アジアへの関心が深まりつつある。
 
一週間程度の旅で何カ国も回るのでは、結局何もわからない。
ツアーはどうしても観光地をなぞるので、自分の興味を満たすには不十分だが、自分で旅をオーガナイズする力量もないので、やはりツアーに参加している。