2012-02-02から1日間の記事一覧

『取り替え子』 大江健三郎著 講談社

★ 1997年、女性問題でビルから飛び降り自殺と報道された伊丹十三の死の周辺を知りたくて読んでみた。 結論から言って、この本は大江と大江の妻(伊丹の実妹)が彼の死をどうとらえようとしているのか、読者に想像させるものだった。 8章に分けられた構成…