2016-10-25から1日間の記事一覧

「魂萌え(たまもえ)」桐野夏生著毎日新聞社

★ 「バラカ」があまりにも魅力的だったので、つぎに「魂萌え」を読んだ。 こちらは「バラカ」のように、放射能に対する想いの共感とはいかないが、59歳の主人公の身辺の在り様がリアルで、細部の描き方に引き込まれる。 先の「バラカ」とこの「魂萌え」は…