北海道徒歩の旅 最終回 ⑫新十津川~月形 ⑬月形~当別 ⑭当別~札幌

6/22 出発時は曇っていたが、9:00頃にはカンカン照りになる。
夏至を迎えたが、宗谷岬から南下するにつれ、すこしずつ夜明けが遅くなっているのがわかる。
いくら夏至とはいえ、新十津川では3:00に夜明けではなかった。

ここらあたりは牧草地と水田が隣り合っていたりする。
大型トラックがとても多い。
新十津川浦臼・月形と一日で3つの町を歩くが、それぞれの町界標が距離的に1/3ずつの地点になっていた。
宿の手前に大きな刑務所があった。

夕食は豚肉の味噌味・さしみ・くらげの酢の物・いんげんとにんじんの煮物・茶碗蒸し・そうめんのすまし汁で、とてもおいしくいただいた。


6/23 宗谷岬以来何度か同じ宿になり、志を同じく歩いてきた三重の男性とこの宿でお別れなので、挨拶をする。
私は明日は札幌に向かい、彼は西に進み小樽に出る由。
秋の初めには無事鹿児島県指宿に到着することを祈る。


6/24 最終日なのでのんびり歩みを進める。
朝宿を出て、当別川の橋を渡っていると、河川敷をゴミ拾いしながら散歩しているおじいさんを見かける。欄干から挨拶する。社会はこういう人たちに支えられている。
1:00頃北海道最終の宿に着く。
ホテルの部屋にあった案内図を手に、近くを夕食のついでに散歩する。

夜、これまで印象に残ったいくつかの宿に無事到着を知らせる礼状を書く。
来年、また札幌から続けよう!