角田房子著「悲しみの島サハリン」

著者は14年前の80歳のときにこの本を刊行している。
明治以来の日韓関係を3部作で書き上げ、この本はその最後の部分にあたる。

ドキュメンタリーを書く困難さが、あとがきの端々にうかがえる。
40年あまりに亘るサハリン残留朝鮮人の歴史が書かれている。


片づけをしていて、二男がお年玉などをためていた古い財布から、漱石の絵柄の古い千円紙幣が3枚でてきた。
覚えていたら返してやらねば・・・。

部屋のなかで33度になって、きょうは今のところこの夏最高の暑さに感じた。
光太郎の詩に「冬よ ぼくにこい」という部分があったが、「暑い夏よ わたしにこい!!」。