ケータイたよりの生活

金曜日の夜、二男のケータイにかけたら、「ただいま電話にでられません・・・」のメッセージだった。
風呂に入っているのか、会社の飲み会かと、翌土曜日の朝9時頃もう起きているかと再びかけると、また同じメッセージだ。
昼過ぎにかけても同じなので、これは変だぞとアパート近くに住む大家さんに電話をかけ訳を話すと、すぐに見に行ってくれた。直後に二男から電話が入った。
大家さんが近いとこういうときに助かる。
ケータイをバッグの底に入れたままで、気付かなかったという。
パソコンのことを聞こうとかけ続けていたのだ。

何年か前、娘の帰省のときも似たようなことがあった。
海外から帰ったその日に、友人の結婚式に出席するために、夜行バスで帰ってくるはずだったが、新宿からの便が到着し最後の客が降りたのに乗ってない。
ケータイにかけたら「電源を切っているか電波の届かない・・・」のメッセージが。
何か事故があったのだと、成田の警察はじめ所轄の警察に電話をかけまくった。
さて次はどこへ連絡しようかと思っていると、娘が12km程離れたバス停から歩いて帰ってきた。
なんと、2便目か3便目に乗っていたという。
ケータイは旅の間に電池切れで、充電する間がなかったという。
複数便がでていることに気付かず、慌てふためいた次第。
その後、警察にお詫びの電話をかけた。

ケータイに頼った生活をせざるをえない現代社会だ。