Preasure of reading

「明治の快男児トルコへいく」読了。

山田寅次郎は1866~1957の人だが、日露戦争時にボスポラス海峡を見張り、ロシア軍艦の動きを察知し、日本の勝利に貢献した人物でもある。
彼の著書「土耳古画観」によると、当時トルコでは各戸に水道管があり、毎朝および食事ごとに手や口を洗う、とある。
私が幼い頃、水道はまだなく、井戸だった。
水道に関しては、日本はトルコより50年余り遅れていたようだ。

日清戦争から義和団事件を経て、中国の植民地化が進み、日露戦争へとつながる過程も少し理解できた。
これまでの断片的な知識が、一冊の本で繋がってくのも読書の楽しみのひとつだ。

きょうはとても寒く、ストーブを点けっぱなしなのに13℃しかない。
「ハタハタ」の干物を作っていたが、雨になったので、早々に取り込んで冷凍した。
今夜は太極拳練習のカギ当番なので、早めに家を出なくては。