Go to shopping

子供たちの帰省に備えて、連休中の買い出しに出かける。
2か所に寄って帰ったら、2時間も経っていた。

魚と野菜を中心に大量に買い込み、帰宅してすぐそれぞれ処理して、冷蔵庫に入れる。
2つの冷蔵庫がフル回転だ。

先日、西川監督の「ディア・ドクター」を観て、ちょうどタイムリーに「ゆれる」をBSの番組予定で観たので、さっそく録画してみた。
わたしは「ディア・・」よりも「ゆれる」に強く惹かれた。
裁判シーンに合わせて、つり橋の上での場面が、反転する。
結末を見ると、兄は弟の証言により、冤罪で7年の刑に服した。・・・と理解した。

監督の兄弟(姉妹・兄妹・姉弟)を見つめる目に共感する。
この作品には、2組の兄弟がでてくる。
田舎でガソリンスタンドを営む兄と東京で弁護士をする弟、そしてその兄の二人の息子たち(兄は家業を継ぎ、弟は東京でカメラマン)、実際に叔父が甥の弁護ができるのかどうか知らないが、これらの兄弟は互いに似ていない。

「きょうだい」はお互いが初めて身近に存在する他者である。
きれいごとでない「きょうだい」を描く作品は少ない。

ラストで兄が、出所後バスに乗る直前、呼びかける弟に向かってかすかにほほ笑むシーンがある。
ほほ笑んだほうがよかったのだろうか?