Cutting back 2

☆ 今日もまたまた午前中は松の剪定。実はかなり疲れてきている。
軍手をしていても、袖がまくれあがって出ているところなど、松脂がたくさん付く。
脚立の上の作業だからいろいろなところの筋肉痛もある。

☆ 昼ご飯を食べてから、TVで小津の「晩春」を見た。
三宅邦子という女優は、日本の知的なお母さんというイメージで魅力的だ。
笠智衆は27歳の娘をもつ56歳の父親という設定なのだが、容姿は70歳くらいに見える。
笠智衆の妹役の杉村春子は50代前半の役どころだろうが、これもどうみても60代後半に見える。
昭和24年の設定だから、この時代は今よりも15歳は老けていたのだろう。
それにしても、森光子さんと同い年の原節子さんはどんなおばあちゃんになっているのだろう。

☆ 今年は田中絹代の生誕100年でもあるそうで、太宰と田中は同じ年に生まれているわけだ。
決して不思議じゃないんだけど、おじいさんになった太宰を想像したいが、たとえば誰それみたいなおじいさんという人物が浮かばない。