小津「秋日和」

☆ BSで小津特集をやっているのを楽しみに見ている。
秋日和」は1960年の作品で、オープニングに東京タワーが出てくる。
タワーは2年前に完成したものだから、時代の先端を映している。

原節子司葉子が母娘になっているが、この二人は14歳しか年齢差がないので、親子の設定には少し無理がある。司葉子が24歳の役柄だったが、ちょっと違和感があった。

昼休みにビルの屋上で社員たちがバレーボールをしているシーンがあったが、そういえば昔このシーンはよく映画やドラマで使われていた。

女性がはいているストッキングに縦線が入っているが、この手のストッキングも懐かしく思い出した。

原節子はこの映画の少し後に引退したようだ。

☆ 今日も午前中は剪定と母の施設訪問と食料買い出しで過ぎた。
母は精神科で出ている薬が合っているようで、落ち着いていた。