5回結婚するためには、4回離婚しなくてはならない。
そのバイタリティに、その性懲りなさに、その小まめさに、感心する。
彼の作品を読んだことがないのだが、一見とぼけた風貌だ。
同じとぼけた風貌といっても、たとえば
赤瀬川源平とは異なり、計算されたとぼけに見える。
同じ灘高出身の
中島らももとぼけていたが、彼にも高橋のような計算はうかがえなかった。
この高橋がなんとかつて
室井佑月と夫婦であったことも驚いた。
室井は裏表のない正直な人のように見える。
☆
孫文を経済的に支援し続けた「
梅屋庄吉」なる人物は、写真や映画という儲かりそうもない商売で、いかにして現在の額で兆がつく単位の金を工面する事が出来たのか?
ロマンあふれる話ではある。