Today's 「ほぼ日」

☆ 今日の「ほぼ日」をしみじみと読んだ。
糸井重里とはほとんど同世代だが、わたしもつい最近「理想に向かって」という姿勢から遠く隔たっていることを考えていた。
 
61歳の糸井は、今がこれまで生きてきた中で一番いやな時代だという。人が生きにくい時代と表現していた。
同じことを89歳の瀬戸内寂聴が言っていた。
 
歳を重ねると何かに没頭したり、がむしゃらにという時間がなくなり、なにかやっていても常に冷めているときが増えてくる。
個人の変化に加え、社会状況がそれを増幅させる。
 
たいていの人はしんどい毎日を送っている。
そんな毎日の中でほんのたまに、ほっとしたり、ほのぼのしたり、高揚した気持ちになれることがある。そんなひとときを全く持てない人は心が病気になっていく。
 
 
☆ 明日から2泊3日で松山へ出かける。
昨夜からひんやりした風が入り、秋の気配を感じる。