In Sasebo

★ 大雨警報の出ている佐世保にいた。
 
イメージ 1
伯父が乗船していたのは「山風」、この碑は墓地の奥まったところにある。
雨脚が強く、ろうそくと線香に火を点けることも難しかった。
 
 
イメージ 2
このなかに伯父の名前がある。 これを見ていると、房総半島沖海底に眠っている伯父の霊魂がこの地にも宿っているような気がしてくる。
 
 
イメージ 3
1942.6.23 米潜水艦ノーチラスの潜望鏡から撮影された沈没していく山風、伯父の命が消えた瞬間だ。
 
 
 
イメージ 4
佐世保から南へ車で1時間半ほど行くと大村市がある。 これは日本に3カ所しかない入管センターの一つ大村入国管理センター。 正面玄関は東側にあるが、写真は南西方向から撮った建物の全景。 
この施設の歴史をたどると、1950.10に朝鮮戦争の難民や外国人登録に違反した人々を収容する施設として針尾収容所ができた。 針尾というのは佐世保と大村の中間地点にあり、収容所があったのは現在のハウステンボスのある場所だ。 1950.12に現在の大村海軍航空工廠跡地に移された。
訪れたのが土曜日だったので、正面玄関も閉じられ、外からだけの見学となった。
 
 
イメージ 5
入管センターの西側は、海上自衛隊大村航空基地
 
 
イメージ 6
佐世保市内に戻り、海上自衛隊佐世保史料館から米海軍佐世保基地方面の眺め。
 
 
 
イメージ 7
ホテル近くの食堂で、3時半頃遅い昼ご飯を食べる。 佐世保は海軍さんのビーフシチューという名物料理がある。 これで1000円。 シチューはトマト味の酸味が効いておいしかった。
 
あとはぜんざいとバーガーが有名なようだが、バーガーは見ただけでトライする気を失い挑戦できず。 ぜんざいは賞味した。
イメージ 8
こちらは420円。 24時間営業の店で、大連からきたという愛想のよい女性がアルバイトしていた。 佐世保は大連とよく似ていると話していた。
 
 
イメージ 9
駅近くのカトリック教会。 明治32年に建てられ、昭和6年現在の場所に移転された。 戦時中は空襲を避けるため黒く塗られたそうだ。
雨の日曜日、老若男女がミサに訪れていた。