「縞模様のパジャマの少年」 ジョン・ボイン作 岩波書店

★ 作者は1971生まれのアイルランド人。
2008年に岩波書店から第一刷が発行されているので、まだ新しい本だ。
 
父親がアウシュビッツ収容所の所長に任命され、ベルリンから母・姉と共に家族で引っ越しをする9歳の少年の経験が描かれている。
ホロコーストを理解できない少年が、ある日フェンスの向こう側にいる偶然にも生年月日が同じユダヤ人少年と言葉を交わす。
アウシュビッツに来てから一人の友人もいなかった少年にとって、このユダヤ人少年とのフェンス越しの会話が唯一の楽しみになる。
一年余りの後、少年は母・姉とともにベルリンに戻ることになる。
その前日、少年は縞模様のパジャマに着替え、フェンスの向こう側の世界を探検に行き、ユダヤ人少年ともどもホロコーストの犠牲になる。
 
 
★ 今月から毎日曜午後、新しい場所で、陳式太極拳を練習する事にし、昨日は初めての練習日だった。
同じ太極拳でも様式が異なると戸惑うことばかりだ。 当分週二回の練習になり、マイペースでのんびりやりたい。