「ぼくの神さま」 ユレク・ボガエヴィッチ 竹書房文庫

★ 映画が有名な作品らしい。
 
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文庫で200ページ余りだが、読み始めたら止まらなかった。
戦争が非戦闘員にもたらすものはなにかがわかる。
子どもや家族、隣近所の関係など。
 
6歳の少年トロ、あふれる感受性と知性をもったこの少年は、兄と主人公のユダヤ人少年を守るため、ユダヤ人のふりをして強制連行の列車に乗り込む。
主人公のロメック少年に勝るとも劣らず、読みながら釘付けになる。