2011-09-08 「ぼくの神さま」 ユレク・ボガエヴィッチ 竹書房文庫 無題 #練習用 ★ 映画が有名な作品らしい。 文庫で200ページ余りだが、読み始めたら止まらなかった。 戦争が非戦闘員にもたらすものはなにかがわかる。 子どもや家族、隣近所の関係など。 6歳の少年トロ、あふれる感受性と知性をもったこの少年は、兄と主人公のユダヤ人少年を守るため、ユダヤ人のふりをして強制連行の列車に乗り込む。 主人公のロメック少年に勝るとも劣らず、読みながら釘付けになる。