小富士山(282m)

★ 連休中松山へ行った。 松山市の西に興居島(ごごしま)という、高浜港からフェリーで10分で着く島がある。
この島で一番高いのが『小富士山』だ。
 
 イメージ 1   イメージ 2                                                                                            小富士山全景                            高浜港と泊港の間にある四十島(別名ターナー島)。
                                     19c初頭に活躍したイギリスロマン主義画家ターナ                                     ーの絵によく出てくるような島だと、小説『坊っちゃ                                       ん』に書かれてあり、この名が付いた。         
 
イメージ 4 こんなに立派な登山道標識があるのに、ここで道に迷った。 理由はこの標識の形が矢印をも表していることに気付かなかったせいだ。
この方向に進むと、ミカン畑の収穫作業のための畑の中の道に入るように思われたが、そこを進んでよかったのだ。
 
 
 
 
 
イメージ 5 山頂には石鎚大権現を祀った小屋があるが、ここから高浜側の眺め(東側)はあまりよくない。
 
蚊の数が半端じゃなく、虫よけを準備してなかったので大量にかまれ、アレルギー症状がでそうだった。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 6 小屋の裏側(西側)は眺望がよく、瀬戸の島々が美しい。
手前に見える小さな島の名前を知らないが、人が住んでいる島であることはよくわかる。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 7 下山途中の長男。 
民家の近くまで下ってくると、このようなセメント舗装の道路になっている。
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 8 帰りは「久万の台温泉」で汗を流した。
このすぐ左隣が『伊予絣会館』で、袋ものやのれんなど欲しいものがたくさんあった。
(買わずに我慢したけれど・・・)
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 9 夕飯は道後の『にきたつ庵』で和食をいただいた。
奥に小鍋があり、白菜・あさり・鶏肉などよいダシが出ていた。
これにキノコご飯とお吸い物、フルーツデザートが付いて、2800円なり。
老人には食べきれないほどの量があったが、わたしは老人のちょっと手前なので、全ていただきました。
松山での夕食は、衣山の『三崎漁師物語』と決めていたのに、残念ながら廃業していた。
 
 
 
 
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 翌日は椿祭りで有名な『椿神社』を見学。
これは神社の立派な山門だが、工事中の箇所があった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 二日目の本命は、これもまた松山へ来れば必ず立ち寄りたい映画館『シネマルナティック』。
写真の左に少し見えているポスター『チェルノブイリハート』を観た。
25年前のチェルノブイリ原発事故のその後をルポしたもの。
観客が5名なのがもったいない作品だった。
ベトナム戦争で使用された枯葉剤(ダイオキシン)の影響その後を描いた『花はどこへいった』を思い出した。
36年前だが同じだ。
 
 
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 昼食に、昭和22年から営業している『アサヒ』で鍋焼きうどんといなりずしをいただいた。
同じメニューの店『ことり』のほうが知名度は高いかもしれないが、アサヒもおじいさんが配膳してくれるところがいい。 以前立ち寄った「ことり」はおばあさんだった。
『ことり』も『アサヒ』もとても近い距離にあるが、どちらも繁盛しているようでよかった。
 
腹ごしらえの後、長男と別れ、帰路についた。