『虹色のトロツキー』 安彦良和 中公文庫コミック版全8巻

★ 3月次男が帰省した折、持ち帰っていた本を読んだ。
漫画は読みなれていないので、読むスピードがとても遅いのだが、内容がおもしろいので一気に読んだ。
 
イメージ 1 日本人を父に、モンゴル人を母に持つ青年が、幼い時に両親を惨殺された記憶を解こうとする。
当時、新京におかれた建国大学の学生となり、最後はノモンハン事件で命を落とす。
 
建国大学において、トロツキーガンジーパール・バックなどの教えを受けた満州人、朝鮮人、日本人、ロシア人、モンゴル人らが生まれていれば、どのような歴史が展開していただろう。
 
川島芳子、尾崎秀実なども登場し、次々と興味深い展開がある。
 
 
 
これを読んで、新たに興味が湧いた本は、
半藤一利著 『昭和史』
○宮沢理恵子著 『建国大学と民族協和』