『ジェーン・エア』

★ 香川で公開予定がないので、岡山まで出かけた。
 
 
今回の映画の公式サイトを見て、主演女優がジェーンにぴったりのように感じたので興味を持った。
中学の頃の受け取り方と現在とで、どうとらえ方の変化があるのかにも関心があった。
 
今回の作品ではジェーンになにか特殊な能力(たとえばセント・ジョン・リバースに求婚されたときに、愛するエドワードの声が聞こえたりする、)があるように描かれているのだが、原作はどうだったのだろうか。
また、発狂し幽閉されている妻が、久しぶりに訪れた実の弟を刺し殺そうとするのだが、その理由がわからない。
 
原作が発表されたのは19c半ばだが、時代背景は1830年代だという。
 
自分に正直に意見を述べ、行動するジェーンはKYの典型の女性だが、だからこそ魅力的なのだ。
160年後の今もやはり魅力的であるとは、人の行動パターンが進化していないということか。