上佐山(256m 高松市)へ

★ 今月の定例登山は虎丸山を予定していたが、76歳の知人が登山の翌々日に旅行に出発するので、虎丸山(417m)はハードすぎて疲れが残るのが心配とのことだった。
そこで、256mの上佐山へ下見に行った。
イメージ 1
 
この山は昨年正月次男と登って以来なので、ほぼ2年ぶりだ。
今年の正月に建てられた新しい説明板があった。
墓地公園から上り、池田バス停方面に下りた。
下り道は少し歩きにくいので、当日は墓地公園に下りることにする。
 
 
イメージ 2
 
山頂から由良山、屋島、八栗山方面の眺め。
10:30に帰宅した。 山を下っているとき、靴がズルッと滑ることが何度かあり、来月は大菩薩嶺に行く予定だし、新しいキャラバンシューズを買うことにした。
もう10年は使っている靴だが、とても足に馴染んで気に入っていた。
 
 
★ 先日、姜尚中是枝裕和の対談をTVでみた。
是枝監督の『誰も知らない』を見たとき、あまりに現代社会のリアルな家族像に打ちのめされた。
 
対談のなかで、姜尚中は「資本主義は血反吐を吐きながら誕生した」とのべた。
沖縄からメキシコへ、そしてキューバへと、仕事を求めて海を渡った移民を描いた上野英信著『眉屋私記』を読んで間がないので、わたしにはこの言葉がすんなり入る。
また姜は明治をとらえなおす研究をライフワークにしたいとも言った。
楽しみだ。
姜が26年間大切に育てた息子の映像が出たが、想像通りの風貌だった。
 
イメージ 3
 
2009年に26歳で亡くなったので、私の子供たちと同世代だ。
是枝監督は野田正彰(日航機墜落事故の遺族と面談した精神科医)著『喪の途上にて』を紹介し、「人は喪の途上においても創造的でありうる」という言葉を引用した。
 
 
★ 4時頃目覚めて新聞を取りに行くとき、星のあまりの美しさに見とれた。
北斗七星とオリオン座(これしか知らない)を見つけ、しばし眺める。