2014.3.12付日経新聞より

★ 一面の「春秋」欄に、以下の記述があった。
――二項対立の議論(原発ゼロか新設か)は歩み寄ることなく続くが、日本のエネルギー事情と、事故が招いた残酷と、2つの現実をともに見据えて道を探すほかあるまい。――
原発がエネルギー確保のためと言う発言は日本政府が盛んに行っている宣伝だ。
こういうペテン(詐欺)は常に平和に敵対する。
原発は核爆弾と同じでエネルギー確保なんて関係なく、政治の問題であり、経済的にも全く割が合わない。
新聞記者は『事故が招いた残酷』と終わったように書くが、本当の残酷はこれから始まるのだ。
 
今の日本の閉塞感の最大原因は放射能だ。
それらを何とかごまかそうとして、アベノミクスやらオリンピックや宇宙開発の話題を出す。
いくら笛を吹いても踊らず見抜くことが、戦争に加担しない唯一の方法だろう。
 
もう一つ今日の記事で、いい加減さに気づいたことがある。
メガソーラーの話題が2ヵ所に掲載されており、一つは11面に出光が姫路で運転開始したもので、1年間に一般家庭3800世帯の電力消費量に相当する1300万キロワット。
他方は35面に掲載のあなぶきハウジングが山口に建設したもので、こちらの年間発電量は一般家庭の430世帯に当たる240万キロワット。
割り算すると、出光の方は約3400キロワット、あなぶきの方は約5600キロワットを一般家庭が年間消費している計算になる。
私の感覚からいうと、出光の数字が正しいのではと思うが、これだけずれると記事の数字の意味がなくなる。
 
 
★ 写真は昨日の朝、庭の水溜に張った氷。
 
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子供たちが使ったベビーバスだが、鳥や近所の猫が水飲みにやってくる。
全く寒暖の差が激しい毎日だ。
ニシキギ・椿などの枝を整理する。