Memorial day of the Okinawa war end

★ 25年前の1989年、TVで沖縄戦のドキュメンタリーをみた。
以前ブログに書いたことがあるかもしれないが、再度書く。
 
内容は当時沖縄在住の中学3年の女生徒が、これまで沖縄戦終結日として休日となってきた6月23日の慰霊の日を、廃止しようという条例改正案が政府主導の下に議会に提出されたことを知り、今の自分に何ができるかを考え、発言し、行動していく姿を追ったものだ。
この女生徒の小学5年になる妹の発言をメモしているので、再掲したい。
 
※ 国を治める人たちが勝手に始めた戦争で、多くの国民が死んでいった。 たくさんの人たちが犠牲になって、なんで国のため、国のためという必要があるのかなあ?
 
※ もっと戦争って何かを考えたい。
 
※ 自分のことをもっと深く考えることが周りの人を考えることに繋がり、いつかは国を動かす力になる。 一人一人が集まって政治を変えていく力になるし、戦争を起こさなくすることもできる。
 
※ 戦争があったことを証明するのが慰霊の日だからね。 絶対無くさないでほしい。
 
番組の最後は、『この条例改正案は、当面沖縄県民の反対が強く、継続審議となった』とのことばで結ばれていた。
私に強い印象を与えた先の少女も30代後半になっているはず。 どんな大人になっているのだろう。
 
私の母の兄は、この沖縄戦終結からちょうど3年前の1942.6.23に、房総半島沖にて戦死している。
ミッドウェー海戦から間無しのことだ。