過ちを繰り返す「朝日新聞」

★ 先日朝日新聞が、吉田清治氏をめぐる記事が誤りであったという記事を載せた。
まず思ったのは、むのたけじ氏はどう思ったのだろうということ。
むのさんは朝日新聞記者として、戦時中の自らの行為に責任を取り退社し、同じ過ちを繰り返さないために、秋田県ミニコミ誌を発行し続けた。
 
安倍晋三は2001年NHK放映の「女性国際戦犯法廷」において、NHKに圧力をかけ、内容を改変させた。
従軍慰安婦について、常にあったことをなかったことにしようと画策している人物だ。
この時ともに動いた中川昭一はすでにない。
安倍が総理になるとは、こういうことなのだ。
海外で過ちを繰り返さないための仕事をしているあらゆる日本人、たとえばアウシュヴィッツの唯一の日本人ガイド中谷剛さんも非常に仕事がやりづらくなっていると想像する。
自らの努力を台無しにする方向へ進む母国の総理大臣。
 
嫌韓・嫌中国を煽って、自分の主張を納得させようとする安倍。
 
アーサー・ビナード氏の主張、戦争の反対は見抜くこと平和の反対はペテン戦争とペテンは車の両輪、平和と見抜くこともまた車の両輪、どちらが欠けても成立しない、という言葉を肝に銘じよう。