定例登山(城守山227m)

★ 寒い日で下山していると雪が舞った。

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山頂にいる間は太陽に照らされ、熱いコーヒーで休憩。
この日の話題は、Sさんの先日河原で殺害された中学生が不憫でということから始まった。
Sさんは少年の母親にお悔やみを渡したくて、警察に相談したという。
残念ながら現地の警察がその類は扱っていないということで、断られたとのことだった。
今年86歳を迎えるSさんは、テレビに映った少年のあどけない笑い顔を見て、涙が出たと話した。
次はしばしばかかってくる怪しげな投資などの電話の話。
これはKさんも同様で、電話帳に掲載されている女性の名をみて、手当たり次第にかけているのではないかと話した。
人を騙して金を奪うことで生きている人間は、どこの国でも同じなのだろうか?
ブータンはその類の輩が少ないような気もするが、詐欺罪が比較的少ない国というのはあるようにも思う。


★ 安倍内閣を退陣させ、日本の原発政策を転換させるにはどうすればいいのだろう。
放射能汚染と戦争の足音が近づいているというのに、どうすれば改憲を止めさせ、憲法のなし崩しを止めることができるのだろう。

1973年2月 愛媛大学名誉教授だった篠崎勝氏が松山東雲学園で行った講演の中から以下の話を紹介したい。

ひとがあれば
ひとびとのあつまり
あつまっているところがある そして
ところどころひとびとあつまりがつくりだす
よのなかがある
ひとびとのあつまりよのなか
いとなみうごきかわりようとは
ところどころにあつまっているひとびとの
はたらきようによる
ところどころのひとびとのはたらきよう
ところどころのあつまりよのなか
いとなみかた うごきかた かわりかた とを
ところどころのひとびとが
まなびしり おしえつたえ うけついで
にない おこなってきた その
たくわえを歴史という
ひとが
そのところのあつまりとよのなかの
このたくわえをみつけ
そのたくわえのなかから
ひとびとのいのちとくらしのかてをつかみ
ひとびとをよみがえらせるちからをにぎることが
歴史のなかに生きるということである
つかんだことを はたらいてふやし
たくわえをのこすことが
歴史をつくるということである

ささやかなことでいい。
歴史のなかに生き、歴史をつくりたい。