アニメ「百日紅」

★ 三木町のKさんに誘われ、「百日紅」を見に綾川の映画館に出かけた。

作品は葛飾北斎父娘を描いたもので、原作者は杉浦日向子(1958生まれ、46歳病没)。
私が初めて知ったのは、男色専門の遊郭の存在だ。
映画では僧侶が美しく着飾った女装の男色の下に通ってくる。
男色というのは必ずしも女装する必要はないだろうが、作品の中では化粧も着物も女装だ。
横溝正史の作品の中にも、こんな話があったように思う。

時代背景は江戸後期だが、遊郭史を調べるのも面白そうだ。
杉浦日向子はガロに作品を発表していたようだが、この雑誌は貴重なサブカルチャーだったことがわかる。