結婚40周年

綾小路きみまろのセリフにーーあれから40年ーーと言うのがよく出てくる。

実によく辛抱している。
結婚記念日の婚姻届については過去のブログに何回か書いていると思い検索したら、2012.4.1(日)と2010.4.3(土)に書いていた。興味のある方はご覧ください。

私が理想とする夫婦は「村山名簿」で有名な村山常雄・カズさんだ。
村山さんは70歳からパソコンを使い始め、10年を超える歳月と1000万円を費やし、名簿を出版した。
09年の著書「シベリアに逝きし46300名を刻む」のなかで、カズさんへの思いを書いている。
ーーこの相方は・・・終生シベリアとは別れがたい私の立ち位置を理解し、ただその場に寄り添い続けてくれました。茫々50年。今にして私はこの天の配剤と天与の共生に、この相方とともに深く叩頭するほかありませんーー
偉業を成し遂げた夫婦の50年、国策の戦争の後始末を個人の善意と努力で贖った50年、こういう夫婦の存在が自分のしょうもない40年の結婚生活でも愚痴らないでちゃんとしいや!と励ましてくれる。


※ 次男は2日間の薪割り作業を終え、昨日昼過ぎのバスで職場に戻った。
ベランダで育てると、オリーブの苗木を持ち帰った。
狭いベランダだが、朝顔や季節の草花を育てるのが好きだ。

筋肉痛を訴えていたので、しばらくは体がギクシャクすることだろう。
夫は子供が帰ってくるとうれしいのか、「ワラビ採りに行かんか?」などと声をかけている。大変な作業をさせていてそれどころでないのに、呑気な誘いをする。
息子もむげに断れないのか即答しない。
なので私は代わりに、Kちゃんは忙しいのでお父さん1人で採ってきて!と気の利かない夫に返答する。

夫がとってきたワラビはちらし寿司に入れ、持ち帰らせる弁当にした。