初めての魚

※ 魚と肉を買うときは長尾のスーパー○むらへ行くことにしている。
初めての魚を見つけた。名前は「のどぐろ」に似ていたが、忘れた。(老化なり)
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これがそうだが、9尾ザルに入って400円くらいだった。
どうやって食べるのか魚屋さんに尋ねたら、煮付けるといいというので1盛り買った。
内臓とエラを除けていて後2尾というところで、右手小指を怪我した。
外すときに歯で切ったようだ。

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歯のアップ、こんなに鋭利な歯を持っている。



※ 昨日は映画「銃」を観た。
原作は中村文則(1977生まれ)、監督武正晴(1967生まれ)。
親に捨てられ施設で育った過去を持つ大学生が主人公だが、目標のない日々を過ごしている。
フラフラした男友達やセックスフレンドの女友達と過ごすいい加減な毎日。
アパートの隣の部屋からは毎日のように子供を虐待する母親の怒鳴り声が聞こえる。
その隣の子供が、脚をちぎられたカブトムシをたくさん入れた袋を持っていた。
このシーンで思い出すのは、原作宮本輝 監督小栗康平の「泥の河」で、カニを焼き殺す曳舟生活を送っている少年だ。
名前は“きっちゃん”といった。少年の母は曳舟で男に体を売って生活している。
この少年の鬱屈がカニを焼き殺す行為を生んでいる。

この「銃」の主人公も最後には電車で隣に座った男を突発的に殺すのだが…。

「銃」の美しさに魅かれる主人公の気持ちはわからない。
しかしその魅かれる気持ちはもちろんそれが殺人の道具であることを含んでのものであり、その意味では昨今の刀剣ブームも共通点があるのかもしれない。