「北朝鮮へのエクソダス」

この本はオーストラリア国立大教授のテッサ・モリス・スズキが、最近秘密指定を解かれた赤十字国際委員会資料を読み、1959~’84までに日本から北朝鮮に渡った93340人の帰国事業の背景を、政府と赤十字の関わりの実態から書いたものである。

誰にも文句が言えないような組織、NPONGOが国家に利用される危うさを痛感した。
この本では日本共産党日本社会党の関わりについては触れられていない。
それについても知りたい。

毛沢東の息子が朝鮮戦争で中国志願兵として参戦し、亡くなっていたことなど知らなかったこともたくさんあった。

今日は2:00から三木町で、2年前まで私も参加していた人形劇サークルのオープニング公演があるので、今から出かける。