片桐はいり「グアテマラの弟」

実に楽しいエッセイだった。
彼女の舞台はかなり以前TVで2度みたことがある。

どんな文章を書くのかなと思いながら読んでいくと、舞台から受ける彼女の印象どおりの文章だった。
一歳違いの弟さんが、グアテマラで現地の女性と結婚して暮らしている。
そこへ訪れた顛末が描かれている。
飛行機で着火マンを運ぶくだりなど、声をたてて笑いながら読んだ。
彼女のような友人が一人いると、きっと楽しいだろう。
独り芝居も見てみたい。