ロウバイの香

庭に3本(南・東・北)のロウバイがある。
どういうわけか毎年、南よりも東側のが一番に花開く。
あまりによい香なので、正月の花を除けて、家中にロウバイを生けた。
なんていい香なのだろう。

正確には家にあるのは、ロウバイでなく「ソシンロウバイ(素心蠟梅)」という種のようだ。
山と渓谷社刊「日本の樹木」によると、ロウバイは内側の花被片が小型で暗紫色であるのに対し、ソシンロウバイのほうは内側の花被片も黄色とある。
どちらも中国原産だが、我が家のは中まで黄色なので後者のほうだ。

ここ数年毎年花をつけるシクラメンも、やっと一つ花が開き始めた。
例年より遅い気がするが、寒くて色どりが少ない時期なので、貴重だ。