Tour report part4
台所の溜め水が蛇口からの水より冷たく、秋の気配を感じた。
こういう時期に生まれ出る蝉もいるんだと、当たり前のことをしみじみと感じた。
写真は寿山公園に残る占領時代の「大東亜戦争完遂祈願」石碑。風雨で傘がさせない中写真だけ撮った。
他方は飛ばされないよう街路のポールなどにしがみつく人たち。
７日(金)
予定していた最速便の新幹線が台風のため運休で、各駅停車便で高雄に移動する。
風雨が強いので、いずれもバス車内からの見学のみとなる。
※鳳山縣旧城
清時代の城を修復している。西門以外の３つが残る。
※寿山公園
蒋介石の兵士を祀る忠烈祠は悪天候のため見ておらず、参道前ロータリーのところにある戦勝祈願碑のみ確認した。ガイドブックには１基とあったが２基あった。
狛犬のところから続く石段を登って行けば、皇民化運動の一環として建てられた学校職員・生徒一同の祈願碑があるそうだが、とてもバスから外に出られない。
※燈台・砲台
遠く雨の中に霞んで見えた。
※打狗英国領事館
清時代に建てられた市内で最も古い西洋式建物。
※高雄港
日本統治時代に整備された重要港。
８日(土)
花蓮に行く予定だったが台風被害が激しく、東部鉄道はもちろん新幹線も運休した。
昼前までホテルで待機し、高速道をバスで台北に戻る。
こういう事態になると高速料金は無料になるという。
