国民健康保険税

☆ 初めての国保税決定通知書が届いた。
 
明細を見て、いくつか驚いたことがあった。
まず所得割が課税標準額の10%にもなっていること。つまり、総収入額の1割を支払うわけだが、これは高い。
総収入の1割を病院代を3割にしてもらうために、毎年支払うわけだ。
夫が現役時代の健康保険も割合としては同じくらい払っていたのだろうが、年金生活となり総収入が圧倒的に低くなると、同じ1割が重くなるのは当然だ。
 
つぎに国保特有の資産割額というのがある。
これは収入のない資産家に、多くを負担してもらおうという発想だろうが、○ぬき市の場合これが固定資産税の43%になっている。
しかし、資産家は固定資産税を多く負担しているのだから、国保に資産割を加味するのは税金の二重取りの感がある。
 
均等割額が一人につき41000円、平等割額が一世帯につき36000円で、これらの額の多寡はわたしにはわからない。
 
これらは医療費・後期高齢者支援金・介護費の年間合計支払額だが、後期高齢者の仲間入りをするまで、支払額はさほど変わることはない。
 
なぜ医療費は増えているのか?
病院にかかる人が多いのか? 薬価が高いのか? 検査や検診が多すぎるのか?
幸い今のところ歯医者以外は縁のない生活をしている身には、わからないことばかりだ。