第5・6弾「忍びの者」(1962)「続忍びの者」(1963)

☆ 前者は伊藤雄之助演じる忍者の首領(二役)にスポットが当たっていたが、後者は信長・秀吉・家康・明智光秀などが登場し、歴史的事件もでてくる。
 
例えば、本能寺の変で信長は自刃するのでなく、石川五右衛門の手に掛かった。
ラストは秀吉による五右衛門の釜茹での刑の場面だ。
 
この映画では信長が勝新太郎明智光秀山村聡、秀吉が東野栄治郎、家康が永井智雄というキャストで、光秀の謀反の原因は忠臣蔵の浅野匠守と吉良上野介の関係同様、信長による光秀いじめである。
 
市川雷蔵演じる石川五右衛門は、思慮深さはないが人間的な人物で、伊賀忍者コミュニティで頭目に父親を殺され、自らも罠にかけられていたことを知り、忍者世界と縁を切ろうとする。
続編は忍者コミュニティと一向宗組織が信長により殲滅され、光秀の力を借りて信長を倒すが、秀吉に囚われるまでを描いている。
 
 
☆ 昨日から朝夕が25℃くらいになり、蜩(ヒグラシ)も鳴き始め、盛夏の終わりの気配だ。
今年は猛暑だったが、夜暑くて寝られないという日はなかった。
例年何日か扇風機を回しながら寝る夜があったが、今年はないままだ。
これから熱帯夜があるとも思えないが・・・。
 
 
☆ 広島と長崎の原爆投下を挟んだ日だが、なぜ2発目が落とされたのだろう。
ソ連の参戦とか威力の効果とかよく言われている理由は、いずれもなぜ2発目がという疑問の答えにはならない。