Sweet potato

★ 次男からのメールに、カボチャとサツマイモで『きんつば』を作った、とあった。
仕事に追われているだろうに、こういう気分転換をしているのかと、刺激を受けた。
わたしも以前から、段ボール箱に入れたままのさつまいもが、腐り始めているだろうと気になっており、スイートポテトを作った。
 
イメージ 1 傷んでいるところを除け、蒸し器で柔らかくした後、つぶす。
砂糖・牛乳・バニラエッセンス・卵黄(無くてもよい)・バター(無くてもよい)を入れて混ぜ、小分けする。
表面に卵白を塗るとつやが出るが、面倒なので、そのままオーブンで適当に焼く。
180℃13分で、こんな感じだ。
うっすら表面に焦げ目が付いている。
 
朝食は聞かないが、「昼ご飯はなんや?」 「夕飯はなんや?」と毎日夫が尋ねる。
外に出ていても、昼前になると帰ってくる。 外でうどんでも食べて帰ればいいのにと以前は思っていたが、近頃は諦めている。
三度の食事に手いっぱいなので、普段夫と二人ではおやつを作るところまで意欲が湧かない。
 
 
 
★ 『王将』 1948 伊藤大輔監督 坂東妻三郎主演 を見た。
オープニング間もなく、明治39年(1906)という時代背景が出る。
ところが、通天閣の『ライオン・・』というネオンがバックに映し出される。
 
通天閣の歴史を調べてみると1912年からで、ついでにライオンの年表も見てみると、『歯磨』は1896年からで、『石鹸』が1911年、『石鹸株式会社』が1919年でこれがのちに『油脂』(1940)の設立となる。
『ライオン・・』の点々部分は漢字二文字だが、映像では読み取れない。
 
つまり『・・』の部分が『歯磨』でも『石鹸』でも『油脂』でも、辻褄が合わないし、日本初のネオンサインは1925年に白木屋大阪店(堺筋)が点灯とある。
 
こんなことは、どうでもいいと言えばその通りだが、気になるのは仕方がない。
肝心の作品は、非常に面白く、将棋のことなどまるで知らない私だが、関根金次郎の名は知らずとも坂田三吉の名は知っている。