The strange happenings

★ 昨日の夕方のことだった。
囲碁から帰った夫がいつもの場所にマグカップがないと言う。
夫は車庫に喫煙コーナーをおき、煙草を吸うときに、必ず大きなホーローのマグカップに入ったコーヒーを飲んでいる。
しばらくして夫が、自分のカップが道路を挟んだお向の玄関前のブロックの上にあるのを見つけた。
 
お向に声をかけると、我が家の西隣の住人が、道路の真ん中に置かれてあるカップを見つけて、お向のものではないかと聞きに来たのだと言う。
カップには少量のコーヒーが残っており、車庫のカップがあった位置からは所々コーヒーのこぼれた跡がセメントの上についている。
 
夫は1:30に囲碁に出かけ、わたしは2:00~4:00まで来客があり、夫に言われるまで車庫の変化には気づいていない。
昨日は午後からときどき、強い雨が降った。
 
問題はこれが、動物か人間かどちらの仕業だろうかということだ。
 
夫はどこにでも飲みかけのコーヒーカップを置く事がある。
以前は隣の猫がこれを飲んでいたのを目撃したこともある。
しかし猫がコーヒーの入ったカップをこぼしながらにせよ、道路にまで移動させることができるだろうか?
人間だとすると、幼児か大人の不審者かという問題がある。
幼児はたいていの場合、大人の監視の下にあるから、ちょっと考えにくい。
カップが置かれていたのは車庫の奥で、その前には私の車があり、道路側からは見えにくい位置だ。
 
ミステリアスな出来事だった。