Hot days

★ 鈍い私でもどうやら昨今の暑さは尋常でないことがわかってきた。
2010年の暑さを超えているようだ。
寝ていても汗ばんで、不快で目が覚める。
先日は起き出しシャワーを浴び、再び寝た。
昨夜は○イスノンを枕にすると快適だった。 当分これを利用しよう。
 
昼間、読書の際には、ケーキや刺身に付いている小さな保冷剤を首に巻いている。
 
昨日はまんのうと丸亀へ墓参に行った。
91歳の伯母は元気だった。 何度も私の名と歳を尋ねるが、会話は成立している。
往復100kmほど運転したら疲れ、昼食後は昼寝をした。
 
 
★ むのたけじの『たいまつ16年』昭和32年2月9日号に以下の記事がある。
―― 英国が三月一日からクリスマス島で水爆実験をする計画だときいて、日本のたくさんの母親がたち上がった。 死の灰はもうごめんだ、と決意した彼女たちは、開会中の国連総会へ日本の母の代表を送って日本の母のねがいを述べさせようとした。 第五福竜丸久保山無線長の未亡人すずさんが、その役目を引き受けた。 母親たちは、久保山さんの旅費をつくるため五円、十円ともちより百七十数万円をあつめた。 ドルへの両替もおわった。 久保山さんは去る五日羽田から一路ニューヨークへむかうはずだった。 それなのに、焼津から出てきた久保山さんは、まだ東京の宿屋でぼやぼやしている。
 理由は簡単だ。久保山さんの旅券が査証されないからだ。 ワシントン発UP電報によれば「米国務省は久保山未亡人の入国に反対していない」そうだが、しかし入国はできるようにしない。 不思議だ。 もう一つ不思議なことは「剣より強い」と青年たちにほめたたえられたペンも日本ではさっぱり振るわず、日本の母親たちの願望がふみにじられようとしているのに、日本の新聞はそのことをほとんど取り上げないことである。(注・久保山未亡人は、結局渡米できなかった) ――
 
 
★ 先月戸井十月さんが亡くなった。 肺がんで、64歳だったという。
数年前ユーラシア大陸をバイクで横断する様子をTV番組でみた。
彼の著作も読んでみたい。