鴨居玲展&パウルクレー展

★ 11/5・6と伊丹と神戸で二つの展覧会を楽しんだ。

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5日は伊丹市立美術館の鴨居玲展から。
この美術館は柿衞文庫(かきもりぶんこ)・旧石橋家住宅などが集まった「みやのまえ文化の郷」のエリア内にある。

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美術館の展示室前から中庭の立派な柿の木を写す。実が大きい。

鴨居玲は1928~1985 享年57。
100の作品に悲哀があふれる。

翌6日は神戸に戻り、兵庫県立美術館パウルクレー展へ。
イメージ 3 クレーは1879~1940 享年60。
 とても辛い時代を生きた人。 でも現在も放射能に怯え、恐ろしい時代の足音が近づく気配がある。

クレーは恐ろしい時代にこんなに美しい配色の画を描いた。
こんなに優しい線を描いた。しかし、100を超える作品全体からは哀しみを感じる。


古くからの友人と豊かな時間を過ごせた2日間だった。