「丸亀少女の家」見学

★ 沖縄や台湾にも雪が降ったという記録的大寒波が訪れた日曜日の翌25日、アムネスティ主催の丸亀少女の家見学に参加した。
道路が凍結しているので、Kさんと三木で合流した後、冬用タイヤを付けている私の軽自動車で丸亀に向かった。

イメージ 1
グーグルマップに住所を入れると、なぜかこの建物の西側にある職員官舎が出てくる。

14歳から20歳までの女子が、現在13人矯正教育を受けながら生活している。
この施設に入院してから2か月がオリエンテーションの期間、その後6か月が矯正教育を受ける期間、その後3か月間が社会復帰に向けた教育期間で、それが終われば出院となる。
建物はいわゆる刑務所とは違う雰囲気で、柔らかい印象を受ける。
しかし、食事をしたりTVを見たりする部屋から眺められる中庭は上部に金網があり、やはり拘禁された空間だと気付かされる。

最後に参加者からの質問で、今回のように外部の見学者が述べた意見はどのようにその後処理されていくのかというものがあった。
もっともな意見だったが、質問者は刑事施設視察委員会のことは知らないようだった。


★ せっかく丸亀に行くのだからと、午前中は東隣にある「中津万象園」を見学した。
ここは京極高知の子高豊が作った大名庭園だ。京極家は元々近江大津だったので、園の中央に琵琶湖を象った八景池を置いている。

イメージ 2
これは樹齢600年の大傘松で、直径15mにわたり傘を広げた形をしている。
奥に見える茶室の茅葺屋根は葺き替えが必要なほど傷んでいた。

園内には絵画館・陶器館なども点在する。


★ 翌26日は高松へ、旅のための靴下やモバイルバッテリー・シガーチャージャー・ワイヤレスマウスなどを買いに行き、今日27日は屋根葺き替えの2度目の見積もり検討で業者がやってきた。