京都にて その3

★ 京都大学の後は上京区へ移動。
出町通りの「ふたば」という店に何十人という人が並んでいた。
老舗の餅屋らしいが、わたしも連れの友人もこういう人気店に並ぶのが嫌だ。
しかし、小腹がすいてきたのと昼ご飯には早い11時前という時刻なので、餅をかじりながら歩こうと、並ぶことにした。
私は夫に土産用にと豆餅と赤飯も買った。
ところが、この行列に並んでいる間に昼が来て、結局蕎麦屋に入ることになる。

腹ごしらえを済ませ、賀茂川沿いに歩いて高麗美術館へ向かった。
この日の京都は寒いのなんの、人々はみな真冬のジャケットを着ている。
私はあまりの寒さに、リュックに入っていたインド綿のテーブルセンターを取り出し、体に纏った。
連れの友人は恥ずかしかっただろうが、綿布一枚でも保温効果はあった。
この綿布はバスや電車の中で、ひざ掛けにするために持ち歩くことが多く、重宝している。

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賀茂川の土手の中の歩道を歩く。 風が冷たい。

麗美術館では竹で作られた民芸品、苧麻で織られた布のチョガッポという韓国版パッチワークなどが美しかった。

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麗美術館入り口。 落ち着いた住宅街の中にある。
鄭詔文(チョン・ジョムン)という在日韓国人によって建てられ、1988.10.25に開館したが、本人はその4か月後に亡くなっている。


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美術館近くのバス停付近にあった春らしい花。 とても寒い日だったので、暖かそうな花を思わずパチリ。
この後、京都にもう一泊する友人と別れ帰路に就いた。


★ 今日は午前中、志度の五瀬山を下見登山した。 明日は定例登山に。
わらびを探しながら登ったが、まだ早い様子。 少しは収穫できたので、明日はちらし寿司でも作ろう。
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