経気管支肺生検

★ 昨日、医大で経気管支肺生検を受けた。
5年ほど前からレントゲンに影があり、これまで定期的にレントゲンとCTで経過を見てきたが、5月末の検査で影が増えており今回の検査となった。
自覚症状はなく、息切れしやすくなったことくらいで、これは加齢による場合もあるので気には留めていなかった。

鎮静剤の筋肉注射や喉の麻酔があり、帰りは車の運転ができないということで、夫に頼んだ。
12:30に家を出て17:30に帰宅したが、夫も私も疲れ果てた。
風呂上がりにはいつもストレッチをするのだが、その気力もなく床に就いた。

止血剤の点滴(黄色い色を付けてある)を受けながら検査するのだが、今朝もまだその黄色が尿に出ている。
ちなみにこの検査の費用は、国保適用で2万円弱だ。
検査結果は月末の30日に出る。


★ 江戸初期に円空(1632~1695)という木食僧がいた。
木食僧とは穀類を食べず、火食(物を煮炊きして食べること)・肉食をせず、木の実・草の実を食べる修行を受けた僧をいう。
修行が終わった後の食生活がどうなるのかは知らないが…。

円空は30年間の間に12万体の仏像を彫ったと言われる。
12万÷30÷365=11となり、僧として生きる毎日を休まず平均11体の仏像を彫り続け、断食しながら即身成仏した。
円空岐阜県に「まつばり子」(私生児)として生まれ、母を若くして亡くした。
1663年の有珠山噴火後現在の伊達市に赴き、仏像を彫り始めたという。
被災者の鎮魂と母への想いが仏像に込められた。

棟方志功の作品を見たことがある人は、円空仏像との共通点を感じずにはいないだろう。
実際棟方は初めて円空の仏像を見たとき、「俺の親父がいる!」と言って仏像に抱き着いたそうだ。
梅原猛もその著書「歓喜する円空」のなかで、自らと円空との共通点を述べている。